いざAmazonに登録したは良いけど何を売ればいいのかわからない。
せどりを始めようと思う方の多くがこんな悩みを持っています。
僕も始めたばかりの頃は、リサーチも仕入れの方法も全くと言っていい程分からず、身動きが取れない状況に陥ったことがあります。
でも、「なにかしなければ」ってどうしても焦りが出てしまいますよね。
そんな時に試してもらいたいのが、御自宅にある不要品の販売です。
そんな事いわれても簡単に見つかるかな・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
ちょっと周りを見渡してみてください。
「これしばらく使って無いな」とか「いつ買ったんだっけ」みたいなものありませんか?
そういった商品の中には、きっと今のあなたにとって不要なものも含まれているはずですが、
Amazonで売る事が出来るって知ってますか?
今回はそんな不要品をAmazonで販売する方法についてまとめてみましたので、何を売ったらよいのか分からないという方は是非チャレンジしてみてください。
目次
せどりで出品出来る不要品ってどんなもの?
不要品は、今でも使える物だけど、あなたにとって要らない物の事を言います。似たような言葉に不用品というのがありますが、これは「使えない物」いわゆるジャンク品の事を指します。
でも不要品って気持ち的に売りにくいんですよね。
少なくとも自分が気に入ったりして買ったものですから、ものによっては手放すのが勿体なくなって「まだ使えるし」とか考えたり、「自分が要らないものを人に売るなんて」とか思っちゃいませんか?僕は思っちゃいます(笑)
でも、そんな気持ちを切り替えて「今要らないものは練習の為にも売る」と割り切る気持ちが大切です。
少しでも不要品販売にチャレンジしようという気持ちが出たなら、今までの生活を切り替えるつもりで進めていきましょう。
不要品はあなたにとっては要らなくても、他の人には必要なもの
自分にとって要らない物だと「本当に他の人が欲しがるのか?」って疑問がわきますよね。
もちろんすべての商品を欲しがるわけではありませんが、売れるものはちゃんと売れます。
例えば、漫画本の全巻セットなどはわかりやすいと思います。
たとえばシティハンターなどは、2019年の2月に映画として上映されたのですが
その影響で「漫画を読み直したいな」って思う方の需要が増えているからか、こんな感じで売れています。
この画面はモノレートの画面ですが、オレンジ色の面積が大きいところは中古出品者の数を表しています。
日を追うごとにオレンジの面積が減ったり増えたりしているのが分かると思います。
つまり、新品ではなく中古品がこれだけ売れているという事なんです。
上で紹介した商品は映画をきっかけにものすごく売れていますが、映画が上映されていない時でもなんだかんだと売れている事もお分かりになると思います。
このように、もしあなたが不要だと思っているものも、商品によってはちゃんと必要な人がいて、Amazonでも売れていくんです。
Amazonで販売する為に、まずは不要品の仕訳をしていこう
不要品をAmazonで販売する際に大切なのが、必要なものがそろっているか、壊れている物がないかの確認です。
上で紹介した漫画本は全35冊のセットなのですが、間の1冊が欠けていては全巻セットでは販売できません。
ビデオデッキがあったとしても再生できなければ販売出来ません。
不要品が見つかったら、まずは販売出来そうな状態かを確認していきましょう。
Amazonで売れるかどうかの判断基準は?
例えば自宅にありそうな不要品ですと、以下のいずれかは見つかるのではないでしょうか。
- スマートフォン又は携帯電話
- 漫画本や小説
- 加湿器や空気清浄機
- パソコン
- CDプレイヤーなどのオーディオ機器
- ゲームソフトやゲーム機器
これらの製品はそれぞれに、ある一定の基準以上であればAmazonでも販売する事が出来ます。
以下参考基準となる内容を紹介していきます。
スマートフォン又は携帯電話
スマートフォンや携帯電話は普及しだしてから10年以上経ちますし、人によっては買い替えた後も取っておく方も結構います。
この製品ジャンルの場合は、まず動作する事が大前提となりますが、それ以外にもボタンが無かったり、モニターが割れている物は販売出来ません。
また、バッテリーが膨らんでしまって、本体が膨張しているものもNGです。
ですが逆に言えば、それ以外であれば販売する事は可能です。
漫画本
上で紹介したような全巻セットでなくても、1冊しかないような本でも販売は可能です。
例えば表紙がなくても、場合によっては販売する事は出来ます。
ただし、あまりにも汚れが酷かったりするような物は、Amazonのお客様から見ても不快だったりしますので避けたほうが良いと思います。
加湿器や空気清浄機
加湿器や空気清浄機の場合、状態が良く高額な部類の商品であれば売れるものがあります。
例えばフィルターがついていなくても問題はありませんが、タバコのにおいがついてしまっているような物は避けたほうが良いでしょう。
また、コンセントが劣化していたりする場合も、安全性の面から販売しないほうが良いと思います。
2019年6月にAmazonより、電気用品安全法認証(PSE)がなされている商品について、認証されている証明書の確認が必要となりました。
このAmazon側の確認により、一部の商品は販売出来なくなっている可能性がありますので注意が必要です。
パソコン
パソコンは一部ブランド以外の製品は中古でも販売する事が出来ます。
中でもノートパソコンは販売しやすい製品ですし、バッテリーが劣化していても問題はありませんが、
これもスマートフォンなどと同様に、液晶モニターが液漏れしていたり、本体が割れているなどの場合にはクレームの元となる為、避けたほうが良いでしょう。
CDプレイヤーなどのオーディオ機器
CDプレイヤーなどもまだまだ需要がある商材ですので、有名ブランドの物は売りやすい部類に入ります。
特にカセットプレイヤーがついてたり、MDプレイヤーがついているものは調べる価値があると思います。
この手の商品は再生や録音など、プレイヤーについている機能がすべて動く事が最低条件となります。
ゲームソフトやゲーム機器
上で紹介した商品と比べて一番売りやすいのがゲーム関連の商品です。
特に、古いゲームでもコアなファンに人気のあったようなものだと、販売価格よりも高く売れる場合があります。
ゲームソフトの場合、パッケージや説明書が欠品していても売れますが、ゲーム機器の場合は正常に動作するもの出なければ売れません。
その代わり、ゲーム機器は本体だけでも販売する事は可能です。
もしあなたが、懐かしいゲーム機器をお持ちなら調べる価値はあると思います。
モノレートで確認しよう
売れそうな不要品を見つけたら、モノレートで確認してみましょう。
まずはモノレートにアクセスしてください。
アクセスすると、画面の上部にこのような検索用のボックスが表示されます。
この中に、あなたの持っている不要品の商品名や型番を入力して検索しましょう。
キーワードは出来るだけ細かく設定する事で、目的の商品を見つけやすくなります。
例えば漫画本なら、「ドラゴンボール 1巻」のように巻数まで書いてみたり
家電であれば「FU-H30-A」のように、型番を入力して検索してください。
商品名や型番が分からない時には
商品名や型番が分からない時には、漫画などの書籍の場合は末尾あたりのページに、家電などは製品の背面やカバーを開けた部分に記載されている事が多いです。
稀に商品の底面にある場合もありますので、探してみましょう。
モノレートで商品ページを見つけたら
モノレートで商品ページを見つけたら、まずは中古品で売れているかどうかを確かめましょう。
たとえば先ほど紹介した漫画本セットのように、ランキングのグラフが下に波打っている状態であれば、少なくとも1つは売れていると言えます。
モノレートの見方がよくわからない・・・という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
Amazonでの販売価格で迷ったら
Amazonで不要品を販売するときに必ず迷うのが、商品の価格設定です。
それぞれの商品には、販売する場所ごとに相場がありますが、始めて販売する時は正直よくわかりませんよね。
そんな時には、他の販売者がどんな状態でいくらで販売しているかを確認してみましょう。
まず商品のモノレート画面の上のほうにある、中古というオレンジ色のボタンをクリックします。
この部分をクリックすると、対象の商品のAmazon販売者一覧ページが表示されますので、商品の説明欄を確認してください。
赤枠で囲った場所を見て頂くと分かるのですが、傷みやシミがあるものは7000円、多少のスレと書いてあるものは7499円と価格が違っている事が分かります。
また、プライムマークのついているものは多少価格が高く設定されています。
このように、販売者はお客様へ商品がどのような状態なのか説明文を用意していますので、手元の商品の状態を他の出品者と比べて、価格を決めていきましょう。
似ている状態であれば同じ価格を設定するのが一般的です。
FBAに全てを頼らず、まずは自宅から発送してみよう
商品の売れ行きと価格が分かったら、次は商品の販売です。
正直な所、初めてAmazonで販売する場合、僕は自宅から発送する方法をお勧めしています。
というのも、これは商品次第とも言えますが、例えばあなたの持っている商品が2ヶ月に1個位しか売れないような商品の場合、Amazonの倉庫に送ってしまうと倉庫保管料がとられる為です。
倉庫保管料は商品のサイズが大きければ大きい程、毎月請求される額も高くなりますので、たまに売れているような商品の場合には自宅から発送するのが無難です。
また、初めてAmazonで販売していくわけですから、一連の流れをつかむという意味でも、まずは自宅発送で慣れていく事をお勧めします。
ところで、Amazonで販売するには、Amazonへの販売登録の他に、商品登録をする必要があるのですが、それについてはまた別な投稿で説明しますね。
Amazonへ販売登録をしていない方はこちらをご参考ください。
Amazonで売れないものは捨てるしかないの?
今まで、Amazonで販売出来る商品を基準に紹介をしてきましたが、Amazonで売れないからといって捨てなければならないかというとそんなことはありません。
例えばCDプレイヤーなどが分かりやすいですが、そのまま使ってもCDが再生されない物でも、人によっては修理をして使う場合があります。
そういった商品はヤフオクやメルカリ、ラクマなどの個人売買サイトで販売してみましょう。
実際に下の商品のように、ジャンク品でも売れている商品はありますので、ヤフオクやフリマサイトで「型番+ジャンク」などで検索してみましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、自宅にある不要品を販売するというテーマで紹介してみました。
こうやって見てみると、意外と放置して使っていない物ってあったりするのではないでしょうか。
不要品をAmazonで販売する場合には、ヤフオクなどの個人売買サイトとは異なり、購入する人はお客様ですので、
最低でも商品それぞれの機能が利用できる状態であったり、状態がそれなりに良いものであったりと、ある程度条件が必要ですが
家の中を探してみると、一つや二つは見つかるのではないかと思います。
これをきっかけに、チャレンジしてみてくださいね。
悩みを誰にも相談できない方は、タムラに相談してみませんか? 実際に僕が経験してきたことを踏まえて、できる限りのアドバイスをさせていただきたいと思っています。 |